3社目土木資材メーカー5
そんなこんなで2年目。上司や事務員に振り回されながらも自分なりのやり方が見えてきた頃長男が生まれた。
可愛い可愛い男の子。俄然やる気が出たのは当然だが、より良い生活をするためにもっとお金を稼ぎたい!と思うようになった。同時に「あまり仕事に貢献していない上司が俺よりたくさんお金をもらっていっるのは・・・なんだかな~~???」という
今考えればとんでもない思い上がった考えになってきた。
そんな時義父が不動産を購入することになり、その取引現場に同席した際
司法書士という職業を知った。不動産といえば宅建!?程度の知識しかなかった私は
早速調べてみた。見ると司法試験よりは簡単。独立開業できる不動産の弁護士!的な士業との事だった。
その頃32歳。蓄えはあるし、仮に不合格で社会人復帰するのに2年くらい社会人ブランクがあってもまだ34歳。そこで「俺子供の為に司法書士になる!」と嫁にたんか切って
土木資材メーカーを辞めた。32歳の秋だった。